2024年のバリ島の治安って、どんな状況だと思いますか？
バリ島の治安は良いのか？悪いのか？
バリ島旅行の注意点にも触れながら
この記事で最新情報をまとめていきます。
バリ島は治安が悪い？良い？
まず最初に結論からまとめますと
バリ島の治安は日本よりも悪いですが
他の危険な国と比較すると悪くないです。
いや、なにその誰でも言えそうな曖昧な結論(笑)
バリ島旅行を経験済みの方で
何も問題が無く帰国できた日本人は
「バリ島は治安がとても良い！」
といった情報発信をするかもしれません。
SNSで個人が簡単に情報発信できる時代では
個人の意見を鵜吞みにしそれが100％正しいと
勘違いしてしまう人もけっこう多い印象です📊
本当に、バリ島の治安は良いのでしょうか？
まずは日本が正式に発表している
バリ島の治安に関する公式情報の
以下から一緒に確認してみましょう。
外務省が発表しているバリ島の治安情報（2024年最新）
【危険度】
引用：インドネシアの危険情報【危険レベル継続】
●中部パプア州（プンチャック・ジャヤ県、ミミカ県）
レベル2：不要不急の渡航は止めてください。（継続）
●中部パプア州（プンチャック・ジャヤ県、ミミカ県以外の地域）及び山岳パプア州
レベル2：不要不急の渡航は止めてください。（引き上げ）
●中部スラウェシ州ポソ県
レベル1：十分注意してください。（引き下げ）
●上記を除くすべての地域
レベル1：十分注意してください。（継続）
ぼくはバリ島に住んでいるけど、治安悪いと思ったことはないけどなぁ
ちなみに、この外務省発表の危険情報とは
滞在の際などに特に注意が必要と判断された
国や地域に出される日本政府の公式情報です。
なぜバリ島は、「十分注意してください」という治安状況なのか？
なんで外務省は、治安が良いと噂のバリ島を「十分注意してください」っていう治安状況だと判断したの？
日本の外務省は、今後バリ島でデモや暴動が
発生するリスクがあると考えていたようです。
しかし2024年は以前よりも治安が良くなり
以前に記載されていた注意点が削除されました。
↓
２）上記を除く全ての地域（ジャカルタ首都特別州及びバリ島を含む。）
レベル１：十分注意してください。（継続）ア ジャカルタを始めとする各地において、政治、宗教、人種、労働・社会問題等に起因する大小さまざまな抗議デモ等が発生しています。今後も国内政治の動向と連動する形で、デモや集会が発生し、場合によって暴動に発展する可能性があります。こうした動きに対しても、引き続き十分注意してください。
なるほどね。でも、バリ島に住んでいる現地のインドネシアの人達は良い人ばかりだから、この情報をみて勘違いする人が増えないことをぼくは願う
バリ島旅行での治安対策【日本人がバリで過ごす際の注意点】
バリ島での注意点とは？
たとえバリ島の治安が
今後どんどん良くなっていったとしても
危険がゼロになることはまずないでしょう。
なぜなら、あなたが日本人だからです。
バリ島はインドネシアの地域の１つ。
インドネシア人の月平均収入は
１０万円以下が当たり前なので
日本人はお金持ちだと思われます。
空港が近くにある繁華街で多くの日本人が訪れる「クタ」は、バリ島の中で一番治安が悪い印象があるので、飛行機を降りた初日とかは特に注意が必要かもですね
バリ島で過ごす際に
もしかしたら被害に遭ってしまうかもしれない
気を付けるべきことは次の5つが挙げられます。
- スリ被害
- ぼったくり被害
- ひったくり被害
- 物売り被害
- 薬物被害
スリ被害【バリ島旅行の治安対策】
気が付かぬうちに財布が盗られていたり
お金が抜き取られていたりするスリ被害。
バリ島の観光スポットを中心に
このスリ被害は多いです。
斜めかけのバックなど
自分の視界に入るように
貴重品は持ち歩くようにしましょう。
ぼったくり被害【バリ島旅行の治安対策】
ぼったくり被害に遭わないためには
バリの物の値段相場を知っておくと
その状況を避けることができます。
もちろん店舗によって価格が違ったり
バリ島の中でも地域や場所によって
価格は変わるので一概には言えません。
バリ島の旅行が初めての人の場合
もし、納得できない値段であれば
まずは検討してリサーチした上で
購入の決断をすることをおすすめします。
他にも、支払ったはずなのに足りないなどといった金銭トラブルにならないように、自分の支払ったお金をしっかり数えてチェックすることも大事です。
ひったくり被害【バリ島旅行の治安対策】
辺りが暗くなり、人の多さも落ち着いた
深夜一時から明け方に増えてくるのが
ひったくり被害です。
もし深夜にバリ島を散歩するときは
スリ被害に遭わないための対策と同様に
斜めかけのバックにすることと、
必要以上に荷物は持ち歩かないほうがいいでしょう。
できれば空港である程度お金を下ろしておき、夜にATMにはいかないほうが無難です。
物売り被害【バリ島旅行の治安対策】
クタやキンターマーニなどの
バリ島で人気の観光スポットには
たくさんの物売りが存在しています。
相場よりも高価な値段を設定して
強引に勧めては売ってきますので
バリ島の観光地では注意が必要です。
欲しくないものであれば、「NO」や「ティダ・マウ（欲しくない）」とはっきり断ることが大切です。
薬物被害【バリ島旅行の治安対策】
バリ島にも違法な薬物を売る商人がいます。
日中や観光地などではなく、
夜のレギャン通りや裏路地、
にぎやかな繁華街を歩いていると、
片言の日本語で話しかけられる場合があります。
インドネシアも法律で
麻薬等薬物の所持や売買、
使用等は禁止されていますので、
絶対に手を出さないでください。
さいごに
日本政府が公式で発表していますが
今後デモや暴動の可能性がある件は
知らない人もけっこう多い印象です。
基本的にバリ島のインドネシア人は良い人が多いし、夜も散歩ができる治安の良い場所だけど、政治的に治安が悪いと思われるのはなんかもったいないなぁ。。
この記事ではバリ島旅行で過ごす際に
気を付けるべきことも紹介しましたが
それらはどこの国でも起こりうること。
バリ島へ旅行する前に心構えをしておくことで
安全で楽しいバリ島の思い出を作れることでしょう。
